壁画デザインプロジェクト

毎年、多くの壁画デザインの依頼が成安造形大学にきますが、今年度は特にバリエーション豊かな依頼が多く、各方面で学生の個性が壁画デザインとして描かれました。堅田のデイサービス「あかねはうす堅田」の一部を利用者や子供たちが遊べる憩いの場として、明るくしてほしいと依頼がありイラストレーション領域4年寺元未来さんと他3名の学生で現地下見を行い施設の方の想いを聞き取り、その場所にあったイメージを描いてデザインをブラッシュアップしていきました。ベニヤ板の無機質だった壁に学生のポップでカラフルなデザインが3日間で描かれ、
空気感ごとガラリと変わった様に思えました。利用者の方々や施設の方も「見違えるほど明るい場所になった!」と喜んでおられました。
大学を飛び出し、学生の大きなキャンバスの作品が滋賀県中を彩っています。
甲賀市のクリーンセンター滋賀では、昨年に引き続き地域の小学校3校の生徒さんと共に3R(リユース・リデュース・リサイクル)を啓発する壁画ペイントプロジェクトを行いました。
大津市の衣川のハラール認定のカフェ「チーマ・アンティ」では、大きな壁に赤を基調にお店に入店しやすい温かいデザインを描いたり、高島市青年会議所の顔出し観光パネル企画では3名の学生が制作した顔出しパネル看板3作品を高島市の朽木・ガリバー村・新旭風車村に設置し、観光客の目を楽しませています。
三井寺駅前のデイサービスセンターひなたぼっこでは、毎年違った絵柄をガラス面にペイントして5年目となり、利用者の方や地域の方が「今年はどんなデザインや?」と楽しみにされています。

プロジェクト