星座物語アニメーションプロジェクト

大津市科学館と成安造形大学が平成17年より連携して今年度で10年、毎年3作品の星座物語アニメーションを制作しています。大津市科学館ではプラネタリウム投影と共に重要なコンテンツとされています。
昨年まではメディアデザイン領域CG・アニメーションコースの必修授業内で制作されていましたが、今年度は学生クリエーターの学生監督(4名)が制作を進めました。牡牛座の由来を表現する「プレアデスの教え」、おおいぬ座の「悪いきつねと不思議な犬」おとめ座の「正義の女神アストレア」を大津市科学館が台本をつくられ、学生監督がそれぞれ物語を理解し時代背景や設定を学び、キャラクターデザインや画コンテ作業に入り、物語の流れの中で大きな間違いがないか科学館と何度も打ち合わせを重ねて制作を進めていきました。「悪いきつねと不思議な犬」のチームは、背景画制作に学生8名が参加し、それぞれの個性が溢れる背景となり、作品を盛り上げています。監督それぞれ、作画、カット割り、声優さんのオーディション、録音などアニメーションの難しさを体感しながら担当した作品を丁寧に作り上げました。大津市内の小学生を含む多くの人が大津市科学館のプラネタリウムと共に星座物語アニメーションを楽しんでいます。

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