近江の麻ストールデザインプロジェクト

滋賀県の伝統産業の一つである近江の麻を素材としたストールを制作するプロジェクトが開始されました。9月にはストール作品がほぼ完成し、9日(火)に、本学プレゼンルームで、42名の学生たちが制作したストールが披露されました。連携先である東近江市のファブリカ村の村長 北川陽子(きたがわ ようこ)さんを迎え、制作者である学生がストール作品のコンセプトや制作過程を説明しました。表現方法では細かく刺繍が施されているもの、あざやかな染加工のもの、小さく切った布切れを一つひとつ染上げ、それを丁寧に縫い合わせたものなど、様々なオリジナルデザインが提案されました。北川さんは「それぞれの個性と若さが充分に発揮され完成が楽しみだ。製品化するとなると更に高い精度が要求される。」などの感想と、現状からどのように展開すれば良いか、事細かな助言をいただきました。
完成した作品は9月14日から23日まで五個荘の弘誓寺(ぐぜいじ)にて、また、10月17日から26日まで旧余呉小学校を中心に開催された「余呉まるごと里山芸術村2014」にて展示され、多くの来場者の目を楽しませました。

プロジェクト