琵琶湖博物館微小生物造形プロジェクト

滋賀県立琵琶湖博物館と協力協定を結んでいる本学が、その一環の活動として館内のリニューアルに協力しました。具体的には、昨年度(平成27年度)からスタートし、琵琶湖の生態系を支えている小さな生き物について紹介する新しい展示室「マイクロアクアリウム」の展示物や内装のデザインを、博物館の研究員と本学の教員と学生が協議を重ねながら制作しました。
本学では、この取り組みを「マイクロアクアリウムプロジェクト」と名付け、美術領域宇野君平准教授は、微生物を巨大化させたオブジェを制作するプロジェクト、イラストレーション領域小田隆准教授は、微生物の壁画を制作するプロジェクト、空間デザイン領域三宅正浩准教授は、微生物を観察するシアターの座席のデザインを考え、制作するプロジェクトをそれぞれ担当しました。
3つのプロジェクトを合わせて約60名の学生・教職員が参加しており、昨年度(2015年4月)に琵琶湖博物館ではじめての授業が行われ、1年をかけて完成に至りました。
平成28年7月に完成を迎えた琵琶湖博物館のリニューアルは、バイカルアザラシや、トンネル水槽など話題が豊富ですが、学生たちが学びの中でつくりあげた作品で溢れる「マイクロアクアリウム」も、ぜひともご高覧ください。

プロジェクト